今回転職を決意した理由は主に3つあります。

1つ目は、キャリアの行き詰まりでした。同じデータセンター業界に在籍していましたが、現在のプロジェクトが終了した後の次のプロジェクトが決まっておらず、将来への不安を感じていました。HSEプロフェッショナルとして継続的に成長できる環境を求めていました。

2つ目は、さらなるスキルアップへの渇望でした。HSEの職歴が4年となり、自分で判断して改善業務を行うことができるようになりましたが、HSEの知識をより深く理解し、専門性を高める機会を求めていました。また、グローバルなHSE基準に対応するため、英語を使った業務に従事することで英語のスキルを伸ばしていきたいと強く思っていました。

3つ目は、データセンター業界特有の課題への取り組み継続でした。ドラスティックに変化するデータセンター業界では、HSEに関する課題が山積しています。特に、グローバルな要求基準と日本の法規制が完全に合致しないケースがあり、それが不安全な状況を生み出すこともあります。このような複雑な課題の解消をサポートし、より安全で効率的なデータセンター運営に貢献したいという強い想いがありました。

転職活動は在職中に行うことを決め、HSE分野に精通したエージェントを探しました。いくつかの転職エージェントに登録しましたが、多くは一般的な製造業の求人ばかりで、HSE専門職に対する理解が浅く、期待していたサポートが受けられませんでした。

そんな中、元同僚の紹介でこちらのエージェントにお世話になることになりました。その元同僚はデータセンター業界での業務経験があり、私に深いサポートを得られるだろうと推薦してくれました。

最も印象的だったのは、転職活動中の進捗共有でした。面接後には先方の言い回しや反応などの詳細な情報を教えていただき、次のステップに向けた具体的な対策を立てることができました。また、企業側への適切なアピールも素晴らしく、私の経験やスキルを最大限に活かせるよう、戦略的にアプローチしていただきました。

最も感謝しているのは、英語での交渉サポートです。外資系データセンター事業者への転職を希望していましたが、英語での面接や条件交渉に大きな不安を抱えていました。特に、データセンターのHSE分野の専門用語を英語で正確に表現し、自分の経験やスキルを適切に伝えることができるか心配でした。

また、給与交渉や労働条件の詳細確認も英語で代行していただき、私一人では到底不可能だった細かい条件面での交渉も成功させることができました。応募者からは言いにくい年収交渉についても粘り強く交渉していただき、心強い限りでした。英語でのサポートがなければ、これほど満足のいく転職は不可能だったと心から感謝しています。

最終的に、グローバル展開している外資系データセンター事業者のHSEマネージャーポジションで内定をいただき、年収も前職から30%アップという条件で転職を実現できました。現在の職場では、国際的な安全基準に基づいたデータセンターHSE業務に携わることができ、英語でのコミュニケーションも日常的に行っています。また、継続的な専門教育の機会も豊富で、HSE（労働安全衛生環境）のプロフェッショナルとして大きく成長できる環境を得ることができました。

データセンター業界のグローバル基準と日本の規制の間で生じる複雑な課題に対しても、より広い視野とリソースを持って取り組むことができ、まさに私が求めていたキャリアアップを実現できています。

この転職が成功したのは、間違いなく担当エージェントの方のデータセンター業界への深い理解と英語でのサポート力、そして何より私のキャリアを真剣に考えてくださった姿勢のおかげです。英語でのサポートがなければ、これほど条件の良い外資系企業への転職は不可能だったと心から感謝しています。HSE分野、特にデータセンター業界での転職をお考えの方には、強くお勧めしたいエージェントです。